子ども「わり算ってなに?」⇒親「…」
こんばんは、私は先生をやっているものです。
下の記事を読んでいない方はまずはこちらをご覧下さい。
「4年生くらいから、私が算数の勉強が教えられなくなってしまって…」
保護者のお悩みを聞いていると、4年生の算数からどう教えていいかわからなくなってしまった、ということをよく聞きます。
なぜ4年生なんでしょうか。
私は大きく2つの理由があると思います。
理由①子どもが反抗期に入る
子どもの反抗期は、だいたい4年生くらいからと言われています。
(もちろん性差や、周りの環境によって時期は変わってきます)
親が子どもに勉強が教えられなくなるというより、子どもに親の言葉が入りにくくなるということでしょうか。
理由②親が勉強を教えられなくなっている
まずはこちらを見て下さい。
4年生って、難しい計算をやっていますよね。
4年生になると、小数が多く出てきたり、式の中に計算が多くなってきたり…
特によく聞くのが【わり算】ができないというお話。
子どもに「わり算ってなに?」って聞かれて、答えることができるでしょうか?
最初の話に戻します。
親が言う、「4年生くらいから、私が算数の勉強が教えられなくなってしまって…」
これは別の見方をすると、3年生までは教えられていたということになります。
私はここに疑問があります。
本当に教えられていたのでしょうか?
本当にわかっていたのでしょうか?
わかると、できるは別物です。
例えば計算で点数が取れるという状態には2つあります。
①計算のやり方を知っている
②計算の仕組みを理解している
教えられるとは、本来は②でないといけないんです。
親の名誉のために言っておくと、算数は専門性が高すぎるんです。
小学校の先生でも、算数が良くわからずに授業をしている先生がいるのが現状です。
①計算のやり方を知っている
②計算の仕組みを理解している
この違いは次回の記事でお話しします。
私がこのブログを通して伝えたいことは次の2つです。
①「暴力や暴言による他人のコントロール」は意味がないということ
②勉強はわかると本当に楽しいということ
子どもがいる方、教育に関わるお仕事の方はもちろん、人間社会に生きるすべての人に役立つ情報や考え方を発信していきます
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花を咲かせたいとき、今すぐ咲いてほしいと思ったりしない
— ★ゆう先生 (@DocodemoStudy) 2023年1月5日
なぜか教育に関しては、今すぐの変化を求めてしまうものだ
成長というものは時間がかかるものなんだ😊