算数・数学で困っているすべての人に役立つブログ

算数・数学の勉強についてお話します

子ども「わり算ってなに?」⇒親「…」

こんばんは、私は先生をやっているものです。

下の記事を読んでいない方はまずはこちらをご覧下さい。

docodemostudy.hatenablog.jp

 

「4年生くらいから、私が算数の勉強が教えられなくなってしまって…」

保護者のお悩みを聞いていると、4年生の算数からどう教えていいかわからなくなってしまった、ということをよく聞きます。

 

なぜ4年生なんでしょうか。

私は大きく2つの理由があると思います。

 

理由①子どもが反抗期に入る

子どもの反抗期は、だいたい4年生くらいからと言われています。

(もちろん性差や、周りの環境によって時期は変わってきます)

親が子どもに勉強が教えられなくなるというより、子どもに親の言葉が入りにくくなるということでしょうか。

 

 

理由②親が勉強を教えられなくなっている

まずはこちらを見て下さい。f:id:DocodemoStudy:20230131120306j:image

4年生って、難しい計算をやっていますよね。

4年生になると、小数が多く出てきたり、式の中に計算が多くなってきたり…

特によく聞くのが【わり算】ができないというお話。

子どもに「わり算ってなに?」って聞かれて、答えることができるでしょうか?

 

 

最初の話に戻します。

親が言う、「4年生くらいから、私が算数の勉強が教えられなくなってしまって…」

 

これは別の見方をすると、3年生までは教えられていたということになります。

私はここに疑問があります。

本当に教えられていたのでしょうか?

本当にわかっていたのでしょうか?

 

わかると、できるは別物です。

例えば計算で点数が取れるという状態には2つあります。

①計算のやり方を知っている

②計算の仕組みを理解している

教えられるとは、本来は②でないといけないんです。

 

 

親の名誉のために言っておくと、算数は専門性が高すぎるんです。

小学校の先生でも、算数が良くわからずに授業をしている先生がいるのが現状です。

 

①計算のやり方を知っている

②計算の仕組みを理解している

 

この違い次回の記事でお話しします。

 

 

 

 

 

 

私がこのブログを通して伝えたいことは次の2つです。

 

①「暴力や暴言による他人のコントロール」は意味がないということ

②勉強はわかると本当に楽しいということ

 

 

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